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塗師屋の女将えつこ

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能登半島地震から7年目

能登半島地震から 7年目が過ぎました。

「地震の夜って何食べたかなぁ?」と 突然言い出したシロウさん。

「ショックで 怖くて 何も喉通らなかったわよ。あなたは お酒呑んで  ダダこねてたけどねー」

と笑いながら云いつつ 薄れゆく記憶で思い出したことが?



地震直後 大きく傾いたわが家での寝泊まりは危ない! と聞き 急遽 長女夫婦の家に避難することに決めた私。

「しばらく夜は娘のところに泊まろうよーお願い!」

「いやじゃ!俺は家にいる、家で寝る!」

「そんなこと言って 家が潰れたらどうする?危ないから 行こうよ~」 

「行きたかったら お前だけ行け!」

シロウさんは お尻に根が生えたように 微動だにしません。

言い争っている間にも 余震、余震、余震の波。

古い建物の我が家は余震がくる度揺れも大きくて 怖くて 怖くて 住むことができませんでした。


ひとまず 私だけ娘夫婦の家に避難したのですが、シロウさんは傾いた我が家に一人います。


「私が必ずお父さんも危難させてくる」と 長女が言い 出かけたものの

1時間が経ち 2時間が過ぎても帰ってきません。

頑固な 2人のこと。

シロウさんが避難すると云うまで 娘もテコでも動かずに頑張ってるんだろうなぁ~?
と 思いながらも 

重なる余震の度ごとに 

今 家が潰れたら?
2人一緒にいなくなるのでは???

とよからぬ思いが頭をかすめ 生きた心地がしなかった一夜を思い出したのでした。


今 現在 こうして 平穏に暮らせる日々 は 沢山の人の真心に支えられ 元気を頂いて今日を過ごしていけることを改めて 見つめ直し 感謝する一日でした。
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by fugeshietsuko | 2014-03-25 21:57 | 能登半島地震情報
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