ブログトップ

塗師屋の女将えつこ

fufuetsuko.exblog.jp

節目の日

『おはよう。60年前の今日 あんたも おぎゃぁー云うとってんねー!』
昨日の朝の シロウさんからの 最初の言葉。
そう‥ 昨日は 5回目の節目の日‥でした。
頭の中では まだまだ先の事のように思ってたけど 時は容赦なく流れ とうとう この日を迎えることに‥
若い頃は体が弱く これまでに手術を4回も経験したり 骨折したりで ずっとお医者さんから縁が切れなかった私が よく この年まで生きられたと 感謝!

昨夜はねぶた温泉につかった後 シロウさんからお寿司屋さんで 60回目の誕生日を祝ってもらいました。
妙におせんちな気分になり 少ししかアルコールを飲まないのに 随分 酔っ払ってしまいました。

子育てが終わった4回めの節目からの12年間は 漆器の魅力探しに没頭しました。
生まれた時から漆の中で育った私は 井の中の蛙。
漆の素晴らしさが わからなかったのです。
一緒に販売に出てもお客様には『丈夫ですよー』『長く 使い続けられますよー』と云うだけで 漆の中に潜んでる魅力を伝えることが出来ず 自分では 扱い方など 当たり前と思ってることが 通用しないのです。
女の私にでも出来るソフト面での事は 何だろう?
初めて漆と出会うんだ!って 一生懸命自己暗示かけて 頭の中を白紙にし 食卓を中心にした漆の魅力探しにあっと云う間に 12年が過ぎました。
使ってみないと見えてこないので 古いものも 新しいものも 惜しがらずに使ってみてます。

そして ミイラ取りがミイラになってしまいました。
今では 漆の魅力に どっぷり 浸ってます。
 
これからの12年間は これまでの経験を生かして 花を咲かせたいなぁー。
どうすれば もっと この素晴らしい漆の魅力を伝えられるのか‥ 模索は 続いてます。
[PR]
by fugeshietsuko | 2009-02-26 07:02 | 日々の出来事
<< 幻の 生くちこ 冬の 味覚 >>